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翼状片


  • 翼状片手術前

  • 翼状片手術後

  • 翼状片手術前

  • 翼状片手術後

翼状片は、あまり一般の方には聞き慣れない病気かと思いますが、沖縄県や高知県など日本でも南に位置する地域では比較的多く見られる、紫外線の暴露が主な原因とされる、眼表面に異常な増殖組織が生じる病気です。

私の印象としても、農業や漁業など屋外で仕事をされている方に多く発生しているように思います。地元の南国市は農業が盛んな地域ですので、翼状片患者さんも多く、手術件数は毎年50件以上を数え、当院でも白内障に次いで多い手術件数となっております。

手術後の再発と高木式翼状片手術法について


他院での再発例

翼状片の手術は、切除することは簡単なのですが、切除後に再増殖が生じ、再発することがあることがよく知られています。

再発率は、手術方法により様々で、切りっぱなしでは約50%、再発防止のための様々な工夫をすることで、現在は数%といったところが平均的な成績と考えられています。 いったん再発してしまうと、手術前よりも充血がひどくなったり、癒着による眼球運動障害が生じたり、再手術が困難になったりするため、いかに再発を少なくするかは、われわれ眼科医にとっては大きな課題であり、現在も全国で様々な手術法が改良・考案されています。

私が研修医時代を過ごした高知県農協総合病院には、高木式翼状片手術法の考案者である高木義博先生が名誉院長として在職されており、数多くの翼状片手術を執刀されていました。高木先生の手術を目の当たりにでき、直接御指導頂いたことで、翼状片手術に対する自信を深めることができました。

また、高木式翼状片手術法の優れた成績により、論文発表や学会発表をする機会にも多く恵まれました。今後も、この経験を生かし翼状片手術を自分のライフワークとして、恩師である高木先生の手術法を受け継いでいきたいと考えています。


  • 同一症例の他眼の術前

  • 当院での術後(再発無し)

論文発表

高木式翼状片手術法の改良、眼科 1996年
JA高知病院における高木式翼状片手術成績と患者満足度アンケート調査, 眼科 2006年

学会発表

高木式翼状片手術法の改良、第49回日本臨床眼科学会
徳島大学における最近5年間の高木式翼状片手術成績, 第54回日本臨床眼科学会
Takagi’s method in pterygium operation:3rd Thailand-Japan Joint Meeting on Ophthalmology,Bangkok,1999

翼状片の症状

翼状片は血管を豊富に含む厚みのある組織であり、角膜の上に盛り上がっている状態として存在するため、自覚症状としては、よく目が充血する、ごろごろする(異物感)、などの訴えが多くあります。
また、自分では何ともなくても、他人に目が赤いと指摘されたり、鏡で見て目が赤くなっているのが気になる、など整容的な訴えから眼科を受診される場合もあります。

翼状片を放置すると、角膜中央まで進展し、乱視がひどくなって視力が低下したり、瞳孔の部分を覆ってしまうと全く見えなくなってしまいます。

翼状片の手術時期について

翼状片は良性の病気なので、特に手術の時期については決まった基準はありません。
手術をする医師が、自分の手術の成績と、患者さんの訴えの程度・年齢・翼状片の大きさなどを総合的に判断して、患者さんと相談の上で決定することが多いと思います。
例えば、同じ翼状片の患者さんを診て、手術に自信のある医師は手術を積極的に勧める場合でも、手術に自信の無い医師は、再発する可能性が高いから、まだせずに置いておいた方がよいと言うように、手術に対して消極的な対応となることがあります。

一般的な翼状片手術の傾向

(1)若い人ほど再発しやすい
(2)大きい物ほど再発しやすい

そのため、(1)患者さんに切除希望があり、(2)中年以降で、(3)あまり大きくないもの、というのが良い適応ということになるかもしれません。

私は、単に年齢だけで決めることはなく、翼状片の厚み・充血の程度(増殖の勢い)・両眼性かどうか、など、翼状片そのものをよく観察し、その上で年齢なども勘案して、手術するかどうか決めるようにしています。

こういったことは、やはり経験から学ぶことでしょうから、数十年以上の経験をお持ちの高木先生から学べた私は、幸運だったと思います。

高木式翼状片手術法の特徴

高木式手術法は、翼状片を切除後に周囲の結膜に切れ目を入れて上下2つの弁を作成し、角膜から数ミリ離れた、中央よりもやや下方で結膜弁を縫合する方法です。
以下のような特徴があり、これまでの実績から、手術を希望される患者さんには、自信を持って勧めています。


  • 高木式術前

  • 高木式術後(翌日)

  • 高木式術後(1ヶ月後)

1.再発率が少ない

肉眼では分からないレベルのごく小さな再発に限ると、JA高知病院、徳島大学では、複数の医師による手術成績でしたが、いずれも2~3%でした。 再手術を必要とするような大きな再発は0%でした。 当院での手術成績は、院長のみの執刀で、これまでの150例の手術成績は0%となっております。

2.患者満足度が高い

翼状片は「目が赤い」などの整容を気にして手術を受ける方も多いため、術後の仕上がり具合に対する患者満足度も重要な評価ポイントとなります。
再発しないことに加えて、どの程度、充血や異物感が改善したかについて、術後の患者さんに対して満足度を調査したところ、80%以上の高い満足度が得られています(JA高知病院における高木式翼状片手術成績と患者満足度アンケート調査, 眼科 2006年)。

3.安全性が高い

最近の手術法の中には、再発を防ぐために抗ガン剤を溶かした液を点眼したり、眼表面に塗ったり、放射線を照射したりする方法があります。
それぞれ、再増殖を抑える効果は期待できますが、合併症として眼表面が壊死することがあります。
増殖力の強い再手術例には有用な方法だと思いますが、合併症が恐いので個人的には初めての手術の方にはお勧めしていません。

高木式ではそういった特殊な操作は全く無く、全て自分の眼表面の結膜組織を利用して縫合を工夫するだけで可能であり、危険性の無い、安全な手術であると言えます。
また、術後成績もそれらと比較しても全く劣っていませんので、私が患者であっても、高木式で手術を受けることを希望します。

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