飛蚊症

概要

目の前で虫や糸くずなどが飛んでいるように見える症状を「飛蚊症」と言います。
眼球を動かすと一緒について動くように見えるのが特徴で、白い壁や青空などを見た時や、明るい場所で自覚しやすく、見える物の形、数、色合いなどは人によってさまざまです。若い方からご高齢の方まで、幅広い年齢層の方に起こります。

眼球の中の硝子体(透明でゼリー状の物質)が何らかの原因で混濁し、その影を自覚するためにこのような症状が現れます

原因

  1. 加齢
  2. 病気(網膜剥離裂孔、硝子体出血、炎症 など)
  3. 生まれつき など

自覚症状だけでは原因を区別できません。目の病気による飛蚊症の場合は、早めの治療を必要とする場合があるため、気になる症状がある方は、一度眼科を受診して眼底検査を受けるようお願いいたします。